遊里・遊廓としての形成
大垣市旭遊郭周辺は、地域の交通、港町、宿場、温泉、都市形成と結びつきながら遊里・遊廓として記録された場所です。
岐阜 / 大垣市 藤江町
歴史資料・現地写真アーカイブ
大垣は近世、戸田氏10万石の城下町、美濃路の宿場町、揖斐川の河港であり、松尾芭蕉「奥の細道」の結びの地として知られている。揖斐川中流西岸に位置し良質豊富な地下水に恵まれ、大正初期から繊維・化学工業地域として急速に発展した。 中心商業地は旧城の東側、駅前通りを中心に形成されているが、遊郭はその東の郊外に配置されていた。「全国遊郭案内」(昭和4年)によれば、ここは大垣旭遊郭と呼ばれ、貸座敷18軒、娼妓130人がいたという。藤江町5丁目の住宅街を歩いてみると、明らかに単なる住宅ではないとわかるかつての妓楼建築が、非常にしっかりと残っていることに驚かされる。それは造りが立派だからであろうか、それとも近年まで営業していたからであろうか。完全な形で残っているのは3棟であるが、是非とも文化財として残してほしいと願う。
写真・本文出典: 集落町並みWalker「遊里を歩く」
大垣市旭遊郭周辺は、地域の交通、港町、宿場、温泉、都市形成と結びつきながら遊里・遊廓として記録された場所です。
数値は『全国遊廓案内』だけに限定せず、収集済みの現地記録・歴史資料本文から確認できた最大値を掲載しています。未載の地点は今後、一次資料と照合して補完します。
戦災、売春防止法全面施行、都市再開発、住宅地化、商業地化によって、多くの地区では旧制度の痕跡が地名、街路、建築意匠として断片的に残っています。
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